何やら、地方でがっちりシリーズの第五弾になるらしい。
『花畑牧場』で作っているチーズや生キャラメルが売れに売れています。
チーズは、1日1000万円を売り上げ、生キャラメルは、1万5000個が即日完売する好評振りとか・・・。
うーん。美味しいと評判の生キャラメルは12粒入り850円らしいので、1300万円も即日売り上げるんですね。
北海道のお土産で大人気!!【生キャラメル】ヨーロッパ感覚の柔らかく濃厚なキャラメルお楽しみ0414
田中義剛さんが花畑牧場を始めたのは、1994年らしいですね。それからは、牧場経営とタレント活動を一緒にやっていたんです。
花畑牧場は、なんと7万坪を有する広大な牧場らしいですが、驚くことにそこで飼われている牛は、たったの20頭。
普通、これぐらいの規模の牧場では、100頭以上飼うのが当たり前らしいのですが・・・。
『1頭いればやり方次第で十分、酪農はできるんです!』 これが田中義剛さんの考えですね。面白い!!
『牛乳は絶対にそのままでは売らないで、加工してしかも直接売る』
牛乳をそのまま売るとミネラルウォーターより安いんだそうです。
1頭の牛から搾った牛乳が20kgの場合、そのまま牛乳として出荷すると2000円程度。
『牛乳をそのまま売らず加工する』ために行った事が、牛乳でおなじみのホルスタイン種の牛は飼わずに、ジャージー牛を飼うこと。
ジャージ牛の一番の特徴は、『チーズやバターなど加工乳製品に適した牛乳が出る』こと。
ホルスタインの牛乳は20kgで2000円程度ですが・・・
ジャージー牛の牛乳20kgから2kgほどのチーズを作る!
その2kgのチーズが非常においしくて手作りだったら、1kg5000円する。
2kg作ったら約1万円!さらに、ファームレストランを建ててそこで売ったら倍になる。という具合ですね。
牛乳のままだと、農協が決めた価格で売るのが大原則だけれど、牛乳から品質の高いチーズなどを作れば、生産者が価格を決められるという利点があります。
価格決定権を生産者が持つ意味は相当大きいですね。
いわゆる、『泣き寝入り』をしなくてすみますからね。
小さく作って高く売る為の付加価値とは?
作ろうと選んだチーズが、イタリア生まれの幻のチーズと言われている、『カチョカヴァロ』
一体どんな味がするのかわかりませんが美味しいんでしょうね・・・?
このチーズ、『カチョカヴァロ』は、一口サイズに切って表面だけを強火で焼くと、一番美味しく食べる事ができるようですので、一応食べ方だけは覚えておく事にしましょうか。
花畑牧場カチョカヴァロ

『カチョカヴァロ』を作っているところは日本ではほとんどないそうです。何しろ、作るのがものすごく難しい上に、全工程にとにかく手間がかかるようです。
全工程が手作りじゃないと最終まで持っていけないようで・・・。
競争相手が少ない、希少価値があるものを選んだということになりますね。
花畑牧場、今まで少ない人数でやっているイメージがあったのですが、働いている人は約150人いるとか。
やはり、丁寧な仕事をしているんですね。
そして、、カチョカヴァロのもう一つの大きな特徴が、『熟成のスピードが極めて早い』ということですね。
カチョカヴァロはなんと2週間で熟成し、商品化が可能だとか!!
1年以上も熟成させるチーズが多い中、カチョカヴァロは2週間で熟成するため、それだけ早くお金になるということですね。
つまり、寝かせる必要がありませんので管理するのに余計な投資が必要ないということです。
そして、売れ行き次第で作る数もすぐに調整できるという利点もあります。
と、ここまで見てきても花畑牧場は、理に適い計算されつくした経営を行っていて、順風満帆のようですが・・・
やはり、その経営は難しい局面もあったようですね。
聞くところによると、約3億円も赤字を作ったときもあったとか。
成功体験・成功談もいいですが、苦しかった時の話も聞ければもっと良かったですね。